もう2010年の2月も本日が最後の日...
このままフェードアウトしようかと思ってましたが、長年会ってない友人からこのブログで私の動向を確認して安心しているよ!と言われ、気をよくしたので...
今年もどうぞ宜しくお願いします。
さて昨年の年末に香港に行った時のお話しを。
いつも通りネットでチェックインを済ませ、のんびり関空へ行ったら...
なんとANAが欠航でJALにチェンジとのこと!その上、ANAなら10:30の出発がJALは10:00出発だったもので諸手続きの関係でこんなに空港で間に合うかヒヤヒヤして、走ったことは初めて。飛行機に乗れたのは離陸5分前。
普通でも自分が乗る予定の飛行機の出発が30分早まれば多少バタバタするけれど、なぜ今回はこんなにも走らざる得なかったかと言うと...
JALのカウンターに並んでたら大阪の某大学に留学してるという中国人の女の子に話し掛けられました。どうやら彼女も私と同じANAからJALに変更組だったみたいで、この状況が理解出来ず色々と尋ねられ、自分は香港の企業に今日面接に行くのだけれど間に合うと思いますか?とまで質問され(爆)、とにかく不安そうにしているので一緒に搭乗しましょうということになり、それまで一緒に行動することに。
彼女、面接が終われば香港在住の友人達と一緒に年末年始を過ごすとのことで、彼女の手には友人の子供へのプレゼントだという大きなサンタクロースのブーツに入ったお菓子の詰め合わせ、勿論、友人にも日本のお土産を沢山持ってきたと言う彼女。
この後、出国検査でこのお土産が仇となって...
X線の検査後、係員からリュックを開けるように言われた彼女のリュックには日本式の鍋を友達にご馳走したいと豆乳鍋の元が。そんな液体物を持っているので検査で捕まり、その豆乳鍋の元をどうしても飛行機に持って行きたいと頑張る彼女。しかし、やはりどんなに彼女が頑張っても... しぶしぶ諦めた彼女を連れて次に向かったのは出国カウンター。先に審査を終えた私は暫く彼女を待ってたのですが、一向に彼女はカウンターを出てくる気配なし。根っからのおっせかい者の私は彼女が気になり後ろ髪を引かれる思いだったけれど仕方なく彼女を見捨ててトラムに乗り飛行機に搭乗することに。
離陸まで後2、3分というところで自分の座席から大きなサンタクロースのブーツを抱えた彼女が走りこんで来たのを確認し、ひとまず安心。その後、香港国際空港に到着後、再会を果たした私たちは何があったのかと彼女に尋ねると彼女曰く、外国人は出国時に書類が必要だったのにそれに記入しておらず出国カウンターで書類を書かされ時間が無くなってしまったとのこと。
出航が30分も早まったので面接の約束の時間にはきっと大丈夫な筈。どうぞ彼女の就活が上手くいってますように。
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おまけ
香港に出発したのは12月24日のクリスマスイブ。
機内に突然流れたアナウンスは
「機長の○○でございます。只今、北アメリカ航空宇宙防衛司令部より通達が入り、サンタクロースが出発しましたとのことなので、我々も引き続き安全に気を配りながら目的地までの飛行を続けます!」
機内にはドッと笑いが。