今月観た3本。
レッドクリフ PartⅠ
劉備に仕える勇猛な将軍、
趙雲を演ずる俳優
フー・ジュンがとても素敵でした。
周瑜を演じる
トニー・レオンはやはり素敵でしたが、なぜだか途中、彼がガレッジセールの
ゴリに見えてしまい壮大なスケールの作品をライトなものに感じてしまった自分が恥ずかしいです。^^;
エーベックスが出資してるからってそもそも架空人物、甘興を演ずる中村獅童は必要だったのでしょうか...?
来年の春のPart2に期待!
あぁ、結婚生活
自分は妻から愛されていると信じている夫と、夫は自分ナシでは生きていけないと思い込んでいる妻。なのにふたりとも愛人を作って、お互いに知られぬままに別の人生を楽しんでいる。夜はいつもベッドを共にする夫婦なのに、相手の本心をまったくわかっていないという皮肉。さらに夫の友人が思わぬ騒動を引き起こす。
シニカルでブラックな笑いを、ヒッチコック調のミステリータッチにしてしまうところが面白い作品でした。( ̄ー ̄)ニヤリッ
LOOK
9.11テロ以後、人々は安全と引き換えにプライバシーを捨てた。今やアメリカでは防犯のため全国に3,000万台以上の監視カメラが設置され、毎週40億時間の映像が記録され続けている。アメリカ人の71%がカメラの増加に賛成し、37の州で試着室やトイレにまでカメラを設置することを許可している。その結果、アメリカ人は1日平均200回以上監視カメラにその姿を撮影されている。
ドキュメンタリーではないけれど、全編監視カメラによる映像を使用した完全なフィクション。しかし、そこには赤裸々な身近な日常が次から次に映し出され、決して人ごとではない。もしかすると今の自分も撮られているのかも...
“現代社会にプライバシーはない”と主張している監督に共感を覚えた作品。
この作品はシネカノン神戸で観ました。そのシネカノン神戸が今年の12月20日で閉館してしまいます。この映画館で観た作品は今でも心に残るお気に入りの作品ばかりなので閉館してしまうのはとても寂しいことです...。
閉館までに是非もう一度足を運びたいと思っています。