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親切なメイクイさん

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みんな誰かの愛しい人

みんな誰かの愛しい人』を観ました。

みんな誰かの愛しい人_f0097772_1343927.jpg
フランス公開:2004年9月
仏題:COMME UNE IMAGE
英題:LOOK AT ME
邦題:みんな誰かの愛しい人

カンヌ映画祭脚本賞受賞




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有名大作家を父親に持つ二十歳のロリータは、親の影に隠れてパッとしない自分にコンプレックスを持っている。一番の悩みは、理想とは程遠いぽっちゃり体型だが、皮肉にも、父の連れてきた新しい母は、自分と年の変わらぬスレンダーな美女。父親が自分に無関心なのは、容姿のせいだと考え、唯一の特技である歌で父の気を引こうとするが、自己中心的でワガママな父には気づいてもらえない。ジャーナリストの卵であるボーイフレンドに対しても、父とのコネが目当てでは・・・と疑心暗鬼になってしまう。
一方、ロリータの歌の教師シルヴィアは、売れない作家を夫に持つ。夫の才能を信じ、日々、夫を励まし支える彼女は、自分の仕事には、とりたてて情熱を持っていない。練習をせがむロリータのことも初めは疎ましく思っていたが、あるとき、ロリータの父の素性を知り、夫のために急接近。晴れて、夫はビッグ・チャンスを手にするが、そんななか、シルヴィアのロリータに対する感情は、徐々に変化していき・・・。
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不機嫌でイラついているときに人に八つ当たりして、その八つ当たりされた人は、八つ当たりされたことにイラつき、また他の誰かに... と連鎖しながら話しは進んでいきます。
監督、脚本は主人公が通う音楽学校の歌の先生役(シルヴィア)でも出演をしているアニエス・ジャウイで女性の目線で作られた作品ゆえ、女性ならきっと自分がこの映画に登場する女性の誰かに当てはまるかも。強いて言えば私はシルヴィアでしょうか。

ところで映画の内容よりも気になるのは、良い悪いは別としていつもながらフランス映画の邦題。

仏題:COMME UNE IMAGE(絵に描いたような、大人しい、聞き分けの良い)。
英題:LOOK AT ME(私を見て)
邦題:みんな誰かの愛しい人

以前、『フレンチなしあわせのみつけ方』を観たときにこのブログでも書いたように、『アメリ』だって訳とは全く別の邦題のつけ方がとても不思議。
そう言えば、アメリカのドラマ『アリー・マイ・ラブ』だって表記をカタカナにしただけかと思いきや、原題は『Ally McBeal』。
日本のドラマ『古畑任三郎』だって、主人公の名前そのままの題名があるのだから『Ally McBeal』に関してはわざわざ邦題つける意味ってあったのかな。^^;

さてさて今回は映画のストーリからするとどれもおかしくはないけれど、邦題もなかなか良いかも♪
by biao_meigui | 2006-11-15 13:41 | entertainment
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